乳液の目的は皮膚の表面を油分でコーティングして水分が逃げるのを防ぐ事。皮膚を保護するのが乳液の役割です。
化粧水で肌に水分を補ってもそのままにしていては皮膚の表面から水分が蒸発して肌は乾燥してしまいます。乾燥を防ぐには乳液やクリームを使うと良いでしょう。
乳液はベタベタするから苦手…と言う男性も多いですがその場合は乾燥しやすい目元や口元だけでもつけるようにしましょう。化粧水だけでスキンケアを済ましてしまうと乾燥を防ごうと肌が余計に皮脂を分泌してしまうことがあります。
- 化粧水(美容液)
→肌に水分、栄養を与える - 乳液(クリーム)
→皮脂膜を作り、肌を保護する
化粧水や乳液は正しく使う事が大切です。乳液は必ず化粧水の後に使うようにして下さい。乳液を先につけてしまうと肌が化粧水をはじいてしまい全く意味が無くなってしまいます。
乳液選びのポイントは肌の状態に合わせて選ぶのが良いでしょう。乾燥を強く感じる方は油分の多いクリームタイプを使うのがおすすめです。
男性用のおすすめの乳液をご紹介します。前述したように、乳液を嫌がる男性が多いのか男性向けの乳液というのは種類が少なくどれを使えば良いかわからないという方も多いでしょう。
男性と女性の肌質は異なる点が多く、乳液も男性に合わせて作られた物を使うべきです。是非参考にして下さい。
男性向け乳液の選び方
乳液は油分量によって選ぶのが良いでしょう。一般的には
- 油分量が少ない→乳液
- 油分量が少ない→クリーム
上記の他にもクリームは美容成分やアンチエイジング効果がある成分が含まれていたりと機能が高いのが特徴。
男性は30代から40代にかけて皮脂量が減少していきます。皮脂量や肌の状態に合わせて乳液やクリームを使い分けて下さい。
また成分でチェックしたいのが保湿成分。セラミドやヒアルロン酸などは肌の水分を閉じ込めて逃がさない効果があるので特にチェックしたい成分です。
乳液は価格によって内容が大きく変わってきます。そのため値段で選ぶのではなく中身を見て購入するか決めるのが良いでしょう。
男性の乳液の使い方
乳液は皮膚を保護するものなので特に皮膚が薄い目元や口元につけるようにして下さい。
反対に皮脂の分泌が多いおでこや鼻に特につける必要はありません。
乳液の使い方
- 手の平に乗せる
- よく馴染ませる
- 目元、口元、頬に中心につけていく
- 仕上げに首にも
1,手の平に乗せる
乳液は10円玉位が目安です。多量につけるとべたつく事があるので様子を見ながら調整すると良いでしょう。
2,手の平でよく馴染ませる
手の平に乗せたら両手でこすり合わせてハンドプレスしながら馴染ませて下さい。
顔に直接つけても伸びなかったり肌馴染みが悪くなるので必ず行うようにしましょう。柔らかくなってきたら肌にのせていきます。
3,肌に乗せるのは目元や口元を中心に
皮膚が薄い箇所はそれだけ水分も少なくしわになりやすいのでしっかりと保湿する必要があります。
指先で乳液をあてて優しく伸ばすようにして下さい。強くこするのはNGです。
4,頬やフェイスライン全体に伸ばす
目元口元につけたら残りの乳液を頬からフェイスライン全体にかけて伸ばしていきます。
乳液をつけるのはここまでで良いでしょう。おでこや鼻は顔のなかでも皮脂が活発に分泌される箇所。特に乾燥を感じていなければ敢えてつける必要はありません。
5,仕上げに首にも
最後に余った乳液は首元にもつけると良いでしょう。
男性は乳液を肌の状態をみて使いましょう
男性は顔の一部は乾燥していて、逆に一部は脂ギトギトだったりする混合肌の方も多くいます。そういった場合でも乾燥している部分には乳液をつけて保湿するようにして下さい。
男性で乾燥を感じ始めるのは30代中頃以降の方が多く、その頃にはマストで使用するようにしましょう。
反対にバリア機能が強固で皮脂分泌が活発な20代は肌全体に乳液をつける必要はないですが、目元口元などの皮膚が薄い場所だけでもつけるようにしましょう。
乾燥している状態を放置するとシミやしわの原因になり肌老化を招いてしまいます。一度年老いてしまった肌を元通り若返らせるのは非常に困難です。
日々のケアに勝るメンズスキンケアはありませんので、肌の状態をチェックして保湿を心がけて下さい。
男性におすすめの乳液はこちら!
男性におすすめの乳液を紹介します。
乳液は油分、美容成分によって内容や価格が異なります。安価な乳液は肌を守る保湿成分が含まれていない事もあるので、
乳液なら何でも良い
というわけではありません。
またスキンケアは毎日行うものなのでその質感も大切。べたつく乳液はたとえ効果が高くても使っている時の不快感が強く、使っていくうちに続けるのが嫌になってしまいます。
使いやすく、それでいて効果が高い乳液をご紹介しますので是非参考にして下さい。
サッパリとした乳液
バルクオム
バルクオムは男性のために作られたメンズスキンケアアイテム。男性にも使いやすい乳液をコンセプトに作られています。
バルクオム乳液の特徴
- べたつかないサラッとした感触
- スクワランオイルが肌を乾燥から保護
- 天然保湿因子配合
男性は乳液を嫌がる人が多く、その反面肌が乾燥している人も多いのが特徴。乳液を使わない理由で多いのがべたつくから。
バルクオムは肌の水分と油分を最適な状態にして、かつ使いやすい乳液を目指して研究を重ねて作られたのがこの乳液です。
乳液の役割として重要な保湿はしっかりと行えるように高機能保湿成分を配合。男の荒れた肌を優しく守ります。
さらに毎日使い続けるのがストレスにならないように使いやすい質感を追求。結果としてべたつかない、でも肌はしっかりと守るという理想的な乳液になっています。
男性の乳液としてはとてもおすすめの商品です。今まで敬遠していた方も是非一度使ってみて欲しいメンズスキンケアアイテムです。
男性は乳液も欠かさずに使いましょう
男性にメンズスキンケアをどうやっているかを伺うと最も多いのが
化粧水をつけるだけ
という方が殆どです。もちろん化粧水をつけないよりはつけた方が肌には良いのですが、それだけだと肌の保護という面では不足しています。
肌に水分を与えてもそれだけでは水分の蒸発を防ぐ事は出来ません。
濡れた新聞紙を想像してください。一度濡れた新聞紙は乾いても元通りにはならないですよね?完全に乾いたとしてもカサカサでしわくちゃな状態になっていると思います。
肌もそれと一緒です。化粧水で水分を与えたとしても与えているのはあくまで水分です。それだけだと肌はあっという間に乾燥してしまうでしょう。
乾燥を防ぐには肌を水分が蒸発しないようにコーティングする必要があります。水は油と混ざらないので水分の蒸発を防ぐには油分でコーティングするのが最も効率的。そのため乳液を使い肌の表面に油膜を作って化粧水で潤った肌を保湿する必要があります。
乳液を使うのが苦手という方の理由としてベタツキがありますが、どうしても嫌だという方は目元と口元だけにはつけるようにしましょう。
皮膚がとても薄い箇所なのでしわも目立ちやすく、しわが増えると老け顔になってしまい結果として損をする事に。
年を重ねるのは仕方ないですが、若々しい見た目を保つ努力は必要ですよね。乳液は男性の肌を保護するためには欠かせないメンズスキンケアアイテムです。是非活用して下さい。